株式会社コミュニティネットワークセンター様「データ活用基盤」の構築

株式会社コミュニティネットワークセンター

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AWS 環境で「データ活用基盤」を構築

株式会社コミュニティネットワークセンター様(以下、CNCI様)は、「人と人とを結び、活力ある地域づくりに貢献しつづける企業」として、東海地域のケーブルテレビ事業者の統括運営を行なっています。

CNCI様は11社のケーブルテレビ事業者を統括しており、各社が持つデータを収集・分析し、カスタマー・エクスペリエンス(CX)向上に利用できるデータ活用基盤を構築する事で、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現したいとのご要望をお持ちでした。

アイレットは AWS の持つ複数の機能を連携させる事で、お客様の要望に沿ったデータ活用基盤を構築しました。本プロジェクトは、すべてアイレットの名古屋事業部が担当しております。

今回構築したデータ活用基盤は、データの収集・蓄積・分析・可視化の4つの機能に分けて構成されております。

収集機能は AWS Batch で行ない、コンテナ仮想化を用いたプラットフォームである Docker イメージを切り替えることで、複数のデータベースエンジンやバージョンに対応できるようにし、グループ各社で異なるシステムにも対応可能としました。また、ほとんどの設定値を Amazon DynamoDB テーブル上で外部管理する構成にしたことで、負荷調整や抽出対象テーブルの追加を柔軟に行なうことが可能となっています。

蓄積機能については、Amazon S3 をデータレイクとして活用し、対象システムの全データを保持できるようにしました。

分析機能は AWS Lambda で構築した ETL を介して分析に適したデータ構造に変換した上で、高速かつシンプルなデータウェアハウスである Amazon Redshift へ取り込む構成とし、大量のデータの高速処理を可能とした事で、可視化機能を担う Amazon QuickSight においてもストレスのないデータの閲覧を実現しています。

CNCI様が統括しているケーブルテレビ事業者のデータ集約を行ない、閲覧・分析が可能となったことで速やかなデータ活用による DX が実現し、CNCI様のビジネスを加速させることができました。この実績をご評価いただき、2022年度以降もアイレットが継続して対応を行ない、データ活用基盤の拡張を実施する予定となっております。

アイレットは、データの分析や活用といった分野においても高い技術力や豊富な知見を存分に発揮し、今後もお客様とご一緒にビジネスを発展させてまいります。

システム構成図
AWSを利用したシステム構成図

(AWSプロダクト)

  • ・Amazon DynamoDB
  • ・AWS Batch
  • ・Amazon Elastic Container Registry
  • ・Amazon S3
  • ・AWS Lambda
  • ・Amazon Redshift
  • ・AWS Direct Connect
  • ・AWS Secrets Manager
  • ・Amazon Simple Queue Service
  • ・Amazon EventBridge
  • ・Amazon Virtual Private Cloud
  • ・Amazon QuickSight

Credit

クライアント株式会社コミュニティネットワークセンター

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