宮島観光協会LINE公式アカウント

西日本電信電話株式会社

宮島観光協会LINE公式アカウント

西日本電信電話株式会社(NTT西日本)様 広島支店が代表企業を務めている「宮島ストレスフリー観光コンソーシアム」では、世界遺産である嚴島神社を擁する宮島と宮島口の観光課題を解決する取り組みを進めています。

この取り組みは、AIやIoTを駆使した様々なサービスを提供することで、宮島エリアにおけるストレスフリー観光の実現を目指すという、広島県が推進している事業の一つです。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/259/miyajima-iot.html

導入技術

今回、その一環として、「宮島観光協会LINE公式アカウント」を開設し、宮島観光に関する情報発信をすることとなり、アプリケーション開発とUIデザイン、およびインフラ構築をアイレットが担当しました。

当アカウントでは、ユーザーからの質問に対してチャットボットが回答してくれるほか、宮島付近の道路・駐車場や各観光スポットの混雑状況、AIにより分析された将来の混雑予測まで確認できます。また、宮島にあるトイレの空き状況や、現在地からおすすめスポットまでの経路など、現地で実際に役立つ情報が満載です。さらに、混雑期には必須のロープウエー予約が可能だったり、「もみ爺」というキャラクターが宮島に関するウンチクを教えてくれたりと、宮島観光を気持ちよく楽しむために大変有益なものとなっています。

デザインについては、ユーザビリティを優先し、シンプルながら非常に使い勝手の良いものとしました。

インフラ構築では、「AWS Lambda」を用いたサーバーレス・アーキテクチャを採用し、多くのアクセスに耐えうる堅牢性を持たせながら、管理の手間と運用コストを抑えることに成功しました。

混雑状況やその予測情報が参照された際の算出処理では、リアルタイムで高速なパフォーマンスが要求されることを考慮し、データベースに「Amazon DynamoDB」を組み込みました。また、各処理同士のメッセージ送受信に「Amazon Simple Queue Service(SQS)」を活用することで、高速性を維持しながらも、より可用性の高いスケーラブルな構成としました。

さらに、ユーザーアクセス時のセッションログは「Amazon S3」に保存し、その分析・集計においては、高速クエリサービス「Amazon Athena」によるインタラクティブな処理を実現しました。これにより、前述の各AWSサービスと併せ、バックエンドの管理機能も含めて、トータルでサーバーレスに最適化されたシステムとなりました。

公開後、目的であるストレスフリー観光の実現に向け、利用者数が順調に増加しています。特に、2019年8月24日に開催された「宮島水中花火大会」では、当日のみで約3,800件にも上るチャットボットとの会話が行われ、渋滞情報を始めとした情報提供による来場者のストレス削減に大きく貢献しました。

アイレットは今後も、IT全般における豊富な知見とノウハウを最大限に発揮し、先進的な技術やサービスを積極的に活用することで、お客様のビジョン実現やビジネス発展の取り組みを支援してまいります。

デザイン

システム開発

cloudpack

クレジット

クライアント
西日本電信電話株式会社