株式会社デジタルアセットマーケッツ様 暗号資産交換所のシステムにおけるインフラ構築から監視・運用保守まで

株式会社デジタルアセットマーケッツ

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株式会社デジタルアセットマーケッツ

暗号資産交換所のシステムにおけるインフラ構築から監視・運用保守まで

株式会社デジタルアセットマーケッツ様(以下、デジタルアセットマーケッツ様)は、三井物産デジタルコモディティーズ株式会社様が発行する暗号資産「ジパングコイン」の取扱いを行う暗号資産交換業者(関東財務局長 第00024号)です。「ジパングコイン」は金(ゴールド)価格に概ね連動することを目指し、インフレヘッジ機能などの金(ゴールド) の特性を備えつつ、デジタル化による利便性と小口化を実現した国内初のデジタルゴールドといえる暗号資産です。

デジタルアセットマーケッツ様では、新会社設立に伴い暗号資産交換所の事業において必要となるシステムのインフラ構築を検討されていました。本システムについては、ディザスタリカバリ(災害復旧)対策としてのマルチクラウド構成や、金融機関が情報システムを構築する際の共通指針であるFISC安全対策基準に対応した体制が求められており、クラウドはもちろんセキュリティに関する高度な専門知識が必要でした。そこで、クラウドでのインフラ環境構築やセキュリティ対策に関して豊富な実績と知見を持つアイレットにご依頼をいただき、本システムにおけるインフラ構築および監視・運用保守を担当することとなりました。

AWS と Google Cloud のマルチクラウドでリスクを軽減

まず、特に高い可用性が求められる暗号資産発行システム部分について、アマゾン ウェブ サービス(AWS)と Google Cloud を組み合わせたマルチクラウド構成を適用しました。デジタルアセットマーケッツ様の関連会社であり、本システムの開発を担当する株式会社インタートレード様と密に連携しながら、両クラウドサービスにおいてトップレベルのパートナーとして認定されているアイレットの豊富な知見を活かし、障害を考慮した設計・構築を行ないました。このマルチクラウド構成により、双方で同期を実施することで、災害発生などの障害時にもサービスを停止することなく稼働を継続することが可能となります。また、膨大なアクセスの集中時にも、データ通信が双方に分散されることで、安定した運用を実現することができました。

厳しいセキュリティ基準に対応し、安全性に優れた構成を実現

FISC安全対策基準は設備・運用・技術に関する200以上の項目によって構成され、金融情報システムを安全に運用するための指針です。本システムでは、FISC安全対策基準に対応するための監視・運用においてアイレットが要件定義から携わり、アドバイザリを実施しました。デジタルアセットマーケッツ様との綿密な協議を重ね、監視・運用方法の策定を丁寧に行なったことで、非常に高度な基準に対応した安全性の高いシステム環境を実現しました。

セキュリティにおけるアドバイザリから技術支援までをワンストップで

今回、デジタルアセットマーケッツ様、および開発担当のインタートレード様と密にコミュニケーションを図り、一体となってプロジェクトを進行しました。リスクの整理や各タスクの調整など、丁寧に連携しながら慎重に進めたことで、困難な要件にもスムーズに対応することができました。また、セキュリティにおけるアドバイザリからクラウド技術支援までをアイレットがワンストップで提供したことにより、厳しいセキュリティ基準に対応し、非常に信頼性の高い安全な環境の構築を実現しました。現在まで、大きな障害が発生することなく、安定稼働を続けております。

アイレットは今後も、お客様のご要望を第一に考え、厳しい基準や要件に際しても豊富な知見と高い技術力を存分に発揮しながらその実現に尽力し、高品質なサービスを提供してまいります。

システム構成図
AWSを使用したシステム構成図

Credit

クライアント株式会社デジタルアセットマーケッツ