Case Study

リアルタイム洪水予測システム「RiverCast®」

株式会社構造計画研究所

システム開発 / cloudpack

https://www.weather.kke.co.jp/
株式会社構造計画研究所

15時間先までの河川水位をリアルタイムに予測する「RiverCast®」

株式会社構造計画研究所様(以下、構造計画研究所様)は「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」をミッションとして掲げており、工学知をベースにした技術で社会の諸問題の解決に挑むコンサルティングファームです。建築物の構造設計のみならず建築物を取り巻く自然と環境のデータ解析や、企業・社会の抱える課題を検討するシミュレーション技法を組み込んだシステム構築など、幅広く業務を展開されています。

構造計画研究所様が提供する「RiverCast®」は、最先端の数理工学を活用し、水位と雨量データのみからリアルタイムに河川水位を予測するシステムです。東京大学との社会連携研究部門において共同開発した非線形時系列解析技術を活用しており、早期の避難判断や河川周辺の施設・工事現場でのオペレーションを支援すべく開発されました。

従来、「RiverCast®」は構造計画研究所様自らが社内で開発したシステムを利用していましたが、運用コストの削減と障害に強い環境の構築を目指しバージョンアップすることになりました。

今回のバージョンアップにあたり、構造計画研究所様開発の予測エンジンを用いた新たなシステムの開発、およびインフラの構築全般をアイレットが担当しました。

インフラ基盤にはサーバーレス・アーキテクチャを採用し、「AWS Lambda」や「AWS Fargate」を随所に活用しました。これにより、開発工数および運用コストを抑えると共に、災害発生時には急激なアクセス増に合わせて自動でスケールアウトするなど、可用性の高いシステムを実現しました。

また、様々なデータを収集・活用するために、多くの外部サービスとの連携が要件としてありました。そこでアイレットは、構造計画研究所様との密なコミュニケーションと情報共有により丁寧に仕様確認を進め、あらゆるデータのフォーマットを厳密に統一するなど、システムの効率化を図りました。

構造計画研究所様からは、アイレットの技術力、そして先進的な提案をご評価いただきました。アイレットは今後も、市場や事業環境の激しい変化に合わせ、積極的に新しい技術に挑戦していくことでお客様のあらゆる問題を解決し、ビジネスの発展および次世代の社会構築・制度設計の促進に貢献してまいります。

システム構成図
AWSを利用したシステム構成図

(AWSプロダクト)

  • ・Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)
  • ・AWS Lambda
  • ・Application Load Balancer
  • ・AWS Fargate
  • ・Amazon Simple Email Service (SES)
  • ・Amazon Aurora
  • ・Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)
  • ・Amazon CloudFront

Credit

クライアント株式会社構造計画研究所

Recent Cases