Case Study

株式会社セガ様 全世界向けリアルタイムテスト「セガい共通テスト」

株式会社セガ

デザイン / システム開発 / cloudpack

株式会社セガ様のAWSクラウドを活用した導入事例

全世界向けリアルタイムクイズコンテンツのシステム開発

株式会社セガ様(以下、セガ様)は、コンシューマ事業、アミューズメント機器事業、そしてトイ・映像事業の3つの事業グループを手掛け、様々なエンタテインメントを通じて世界中のお客様に感動体験を提供されています。

導入技術

この度セガ様では、2020年に設立60周年を迎えられたことを記念し、2021年1月にクイズコンテンツ「セガい共通テスト」を実施する運びとなり、株式会社ライデン様(以下、ライデン様)とアイレットが協業し、開発を担当いたしました。「セガい共通テスト」は、熱狂的なセガ様ファンの方から馴染みの薄い方まで、幅広く受験していただけるオンラインテストです。受験者にセガ様に関する知識レベルを自ら把握していただくと共に、さらに知識を深めていただきたい(セガ、知ろう)との思いが込められています。

本テストは、日本語と英語にて制限時間60分で60問の問題に挑み、世界のセガファンが同時間に受験し、本試験における点数や偏差値を知ることができるというものです。PCやスマートデバイスなどから参加するWEB受験方式(選択式問題)にて、2021年度大学入学共通テスト開催の翌週末の1月23日(土)・24日(日)に合計3回実施されました。

アイレットはライデン様のディレクションのもと、本テストにおけるAWS環境のインフラ設計・構築からアプリケーションのデザイン制作・システム開発までをすべて、ワンストップで担当しました。

今回、全世界で同時に試験が行われるため、各国におけるタイムゾーンのズレを解消し、どこで実施しても1問あたりの回答時間やトータルの試験時間などが厳密かつ公平にカウントされるようなロジックを実装する必要がありました。そのため、Vue.jsベースのフレームワークである「Nuxt.js」を活用するなど、フロントエンドにおける軽量で速いレスポンスを実現しました。

また、バックエンドにおいても、Amazon DynamoDBを利用してサーバーレスを実現しつつ、試験問題の情報など固定化されているデータについてはAWS Lambdaでの局所的なキャッシュ化を組み込むことで、データベースへのアクセスを減らし、高いパフォーマンスを実現しました。さらに、ユーザー認証のために必要なTwitterやFacebookとの連携では、それぞれのAPIへのアクセスを極力回避するなどの工夫を行い、レスポンスを向上させました。

デザインにおいては、テスト(試験)というテーマを演出するため、背景には紙を模したテクスチャを採用し、入力欄や選択肢などの細部においても現物の解答用紙のようなデザインを採用するなど、実際に受験しているようなアナログ感を大切にいたしました。編集・確認作業には、リアルタイムで共同編集ができるなどメンバー間での共有が容易なデザイン制作ツール「Figma」を使用し、チーム体制での作業における高い生産性を実現しました。

今回のプロジェクトでは、アイレットのディレクター・デザイナー・エンジニアが三位一体となって取り組んだことで、非常にスムーズな進行が実現しました。また、要件が多岐に渡る中では如何にフレキシブルに対応できるかどうかが肝要でしたが、一社ワンストップである強みを存分に発揮し、あらゆる要件をスピーディに実装することができました。さらに、フルリモートという環境の中で、ライデン様には技術面・デザイン面のディレクションや、設計から実装まで全面的にレビューやチェックを頂くなど、多岐にわたりご協力をいただきながら、全メンバーが密に連携した一体感と勢いのあるプロジェクトとなりました。これは、昨今のコロナ禍のような制限された状況においても、アイレットは妥協することなく、ハイレベルなサービスを提供することが可能であるという大きな証左になったものと考えています。

アイレットは今後も、これまでの実績により培ってきた高い技術力や豊富な知見を存分に発揮しながら、いかなる環境においてもスピーディで高品質なサービスを提供し、お客様の課題解決やビジネスの発展をご支援してまいります。

Credit

クライアント株式会社セガ

Recent Cases