アイレット、日本初となる「Sysdig 運用サービス」を提供開始

〜クラウドセキュリティの運用効率化を低コストかつスピーディーに実現〜

2024.02.01Press release

システム・アプリケーションの開発、グラフィック・UI/UX デザイン制作からインフラの構築・運用までをワンストップで提供するアイレット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩永充正、以下 アイレット)は、Sysdig, Inc.(本社:米国・カリフォルニア州、CEO:Suresh Vasudevan、以下 Sysdig)が提供する、クラウド・コンテナセキュリティの統合型プラットフォーム「Sysdig」の導入から24時間365日の運用保守まで一括支援する「Sysdig 運用サービス」を、日本で初めて提供開始します。なお、本サービスは当社サービス「cloudpack」をご利用のお客様に先行提供し、2024年4月より全てのお客様に向け提供を開始します。

アイレット株式会社とSysdig Japan合同会社のロゴ

■「Sysdig 運用サービス」提供の背景

DX 推進やビジネスの加速により、各企業でクラウドサービスの活用や、 システム開発や運用保守の内製化が進んでいます。一方で、自社システムのセキュリティ運用に課題を持つ企業も少なくありません。このような環境下において、クラウド上の設定ミスや脆弱性を検証し、管理・最適化するためのセキュリティソリューション「CSPM(Cloud Security Posture Management)」への注目が高まっています。また、クラウド上のワークロードを保護する「CWPP (Cloud Workload Protection Platform)」や、アクセス権限の適切な設定をサポートする「CIEM (Cloud Infrastructure Entitlement Management)」、またそれらを包括的に管理する「CNAPP (Cloud Native Application Protection Platform)」の活用も浸透しつつあります。

今回、クラウド・コンテナ・Kubernetes の脆弱性管理・脅威検知・設定管理などを継続的に実施する統合型ソリューション「Sysdig」を活用した MSSP サービス「Sysdig 運用サービス」を提供することで、企業におけるクラウドセキュリティ体制の構築や運用の効率化を低コストかつスピーディーに実現します。本サービスでは、CNAPP のような統合セキュリティ対策としての利用や、CSPM のみの利用など、お客様の予算とニーズに合わせた選択が可能です。

また、2024年2月28日 (木) に、クラウド環境におけるセキュリティ対策と Sysdig の活用について解説するセミナーを開催予定です。ぜひお気軽にご参加ください。

セミナー概要:https://cloudpack.jp/event/sysdig-20240228.html

■「Sysdig 運用サービス」概要

「Sysdig 運用サービス」は、Sysdig の各ライセンスに運用保守を付帯したサービスです。Sysdig ライセンスの月次費用20%割引での提供に加え、24時間365日の有人監視、インシデント発生時の一次対応、定期的なレポートの提供といった運用保守サービスを低価格で提供します。

提供パターン

ライセンス種別 Sysdig Secure
Workload Security
for Containerized Host
Workload Security
for CaaS
CSPM Advanced
ライセンス概要 コンテナ、ホスト、Kubernetes の脆弱性の管理をはじめ、脅威の検知と対応、コンプライアンスの検証を実施 Container-as-a-Service プラットフォームにおける脆弱性管理、脅威の検知と対応、コンプライアンスの検証を実施 AWS、Google Cloud などにおけるクラウド構成のリスクを管理し、脅威を検知
運用保守概要
  • ・Sysdig アカウント初期設定
  • ・Amazon EC2、ECS、EKS を対象※1とした有人監視・一次対応
  • ・脆弱性スキャン定期レポートの提供
  • ・リスク許容設定
  • ・Sysdig アカウント初期設定
  • ・クラウド設定の定期診断
  • ・アラートのリアルタイム検知
初期費用※2 100,000円
月次費用 ライセンス:
都度見積もり
運用保守:10,000円
(ホスト単位)
ライセンス:
都度見積もり
運用保守:3,000円
(タスク単位)
ライセンス:
都度見積もり
運用保守※3
20,000円
(インスタンス単位)
Sysdig Secure
Workload Security
for Containerized Host
Workload Security
for CaaS
CSPM Advanced
ライセンス概要
コンテナ、ホスト、Kubernetes の脆弱性の管理をはじめ、脅威の検知と対応、コンプライアンスの検証を実施 Container-as-a-Service プラットフォームにおける脆弱性管理、脅威の検知と対応、コンプライアンスの検証を実施 AWS、Google Cloud などにおけるクラウド構成のリスクを管理し、脅威を検知
運用保守概要
  • ・Sysdig アカウント初期設定
  • ・Amazon EC2、ECS、EKS を対象※1とした有人監視・一次対応
  • ・脆弱性スキャン定期レポートの提供
  • ・リスク許容設定
  • ・Sysdig アカウント初期設定
  • ・クラウド設定の定期診断
  • ・アラートのリアルタイム検知
初期費用※2
100,000円
月次費用
ライセンス:
都度見積もり
運用保守:
10,000円
(ホスト単位)
ライセンス:
都度見積もり
運用保守:
3,000円
(タスク単位)
ライセンス:
都度見積もり
運用保守※3
20,000円
(インスタンス単位)

※ 費用は全て税別です。

※1 Google Cloud も対応予定です。

※2 初期費用は、各ライセンスを一括契約する場合でも一律10万円にて提供します。

※3 運用保守は AWS アカウント単位となります。

■Sysdig について

Sysdig は、クラウドとコンテナのセキュリティ標準を推進しています。Falco と sysdig-oss をオープンソースの標準規格かつ Sysdig プラットフォームの主な構成要素として作成したことで、クラウドネイティブ環境におけるランタイム脅威検知と対応の先駆者となっています。Sysdig のプラットフォームで、ソフトウェアの脆弱性発見と優先順位付け、脅威の検出と対応、クラウドサービスの設定ミス検知(CSPM)、過剰な権限チェック(CIEM)、コンプライアンス管理まで対応可能となります。コンテナや Kubernetes からクラウドサービスまで、お客様は開発ソースから実行までリスクを視覚化させることで、セキュリティリスクの死角や当て推量、ブラックボックス等をなくすことが可能です。

米国カリフォルニア州に本社を置き、2013年の設立以降、世界中の最も革新的な大企業が Sysdig を採用しており、国内大手企業でも採用されています。日本法人は Sysdig Japan合同会社です。詳細については、公式 HP(https://sysdig.jp/)をご覧ください。

【アイレット株式会社 会社概要】

会社名:アイレット株式会社 https://www.iret.co.jp/
設立:2003年10月
所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー7階・24階(7階受付)
代表者:代表取締役社長 岩永充正
資本金:7,000万円
主要株主:KDDI Digital Divergence Holdings株式会社
事業内容:Webシステム開発、スマホアプリ(iOS/Android)開発・運用、クラウドを活用したインフラ設計・構築・運用のフルマネージドサービス「cloudpack」の提供、UI/UX デザイン制作

※ MSSP(マネージドセキュリティサービスプロバイダ):企業におけるセキュリティ対策の導入から運用保守まで、セキュリティに特化したソリューションを一貫して提供する事業者

※ cloudpack の名称は、アイレット株式会社の登録商標です。

※ その他、記載されている会社名および製品名は、一般に各社の商標です。

【本件に関するお問い合わせ】

アイレット株式会社 事業推進本部 pr@cloudpack.jp
TEL:050-3818-1853(広報担当:池田)
URL:https://cloudpack.jp
問い合わせフォーム: https://www.iret.co.jp/contact/service/form/